防衛省へ:日本にも防衛準備報告システム(アメリカにあるDefense Readiness Reporting System)みたいな仕組みを作って欲しい。
令和4年12月11日更新
浜田聡議員事務所 門田さま
お世話になっております。
ご依頼のございました件につきまして、別添のとおり送付いたします。
ご査収のほどよろしくお願いいたします。
防衛省大臣官房文書課 政府控室
との事です。
令和4年9月9日
【要望】
日本にも防衛準備報告システム(アメリカにあるDefense Readiness Reporting System)みたいな仕組みを作って欲しい。
それに伴う予算も確保して欲しい。
https://www.dote.osd.mil/Portals/97/pub/reports/FY2016/dod/2016drrs.pdf?ver=2019-08-22-105334-057
回答期限:令和4年12月10日
回答方法:atsuhime_kai@yahoo.co.jp へメールにて。
ご担当者様
お世話になっております。浜田聡事務所政策スタッフの門田です。
アメリカには国防長官に対し、国家安全保障戦略を実行する米軍の能力を「客観的、正確かつタイムリーに測定する」「包括的な準備報告システム」がありますので、我が国にも国防大臣が自衛隊の武器・弾薬・燃料の不足や整備不良などの実態を必要な時に常に把握出来る仕組みを作って下さい。
<理由>
いざ、我が国が有事や戦争に巻き込まれた場合、独立国として100%力を発揮して国を守る事が出来ず、同盟国の足手まといになってしまうから。
防衛省が非公式に自衛隊の実態を調査したところによると、「全装備品のうち足元で稼働するのは5割あまり、稼働していない5割弱のうち半数は『整備中』だが、残りは修理に必要な部品や予算がない『整備待ち』に分類された。」との事でした。
またF2戦闘機などで予算が足りずに予備の部品が確保できない場合、応急措置として同型機から部品を外して流用する「共食い」という手法が取られているという投稿をtwitterでも見ました。
こんな嘆かわしい情報が、将来、戦火を交えるかもしれない国々に知れ渡ってしまった現状は尋常ではありません。
ロシアがウクライナに侵攻して半年以上経ち、どんな大国もロシアの暴走を止める決定打を放てず、日ソ中立条約を一方的に破棄され、非戦闘員である無辜の同胞や兵隊さんが虐殺された上、北方領土を占領されたままでいる我が国も他人事ではありません。
中国はあいかわらず尖閣諸島周辺をわが物顔で領海侵入しております。
言うまでも無く、ロシア、中国、朝鮮と隣接する我が国は常に国家存亡の危機に晒されていると言っても過言ではなく、もはや悠長にしている場合ではありません。
よって防衛費はGDP比1%以内というケチな慣習も即刻止めて防衛強化に邁進するべきです。
しかし一気に全てをやるのも難しいので、せめて国防大臣が自衛隊の武器・弾薬・燃料の不足や整備不良などの実態を把握しておくは当然なのです。
以上、ご回答よろしくお願いします。