防衛省へ要望:女性元自衛官が自衛隊員たちによる性加害の謝罪を性加害自衛隊員個人にも求めている件
令和4年11月1日更新:回答期限は10月28日でしたが、防衛省から回答の返信がありませんでした。
令和4年10月19日更新:五ノ井里奈さんが支援へのお礼のお手紙をアップされました。
令和4年10月18日更新:謝罪が行われました。
令和4年10月14日更新:返答の期限が20日なのでまだ返答は来ておりませんが、防衛省が個人でも謝罪させる事を調整しているようです。
≪要望≫
*防衛省は、性加害を行った自衛隊員達が個人として五ノ井氏に謝罪するのを邪魔しないで下さい。
<前回の参考>
【前編】22歳元女性自衛官が実名・顔出しで自衛隊内での「性被害」を告発 テント内で男性隊員に囲まれて受けた屈辱的な行為とは
https://dot.asahi.com/dot/2022071300084.html?page=1
【後編】元女性自衛官が「性暴力」を告発した理由 「セクハラを“なかったこと”にするのが許せなかった」
https://dot.asahi.com/dot/2022071300086.html
【元自衛官の女性への強制わいせつ事件】 不起訴処分の男性自衛官3人に“不起訴不当”議決 検察審査会
【女性の元自衛官隊員のセクハラ被害訴え受け】・・・防衛省が調査へ 5年ぶりの特別防衛監査
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000268297.html?display=ful
<今回の参考>
*札幌地方裁判所 平成19年(ワ)第1205号事件
https://joseishugyo.mhlw.go.jp/joho/data/2014_0316_01.html
https://www.kiyomi.gr.jp/info/2349/4/
https://www.kiyomi.gr.jp/info/2349/
回答期限:令和4年10月28日
回答方法:atsuhime_kai@yahoo.co.jp へメールにて。
ご担当者様
お世話になっております。浜田聡事務所政策スタッフの門田です。
防衛省:人事教育局の町田一仁局長が五ノ井氏に「防衛省として」謝罪された事は確認しました。
が、五ノ井氏は加害者である自衛隊員個人への謝罪も求めています。
勇気をもって自身が受けたセクシャルハラスメントを告発した五ノ井里奈氏は、自身のtwitterで「私は本人達からの謝罪を待っています。私の所には加害者の人が早く私に直接謝罪したいと伝えられています。ただ、それを遅くしているのは自衛隊側です。なぜ両方が求めているのに早くしないのかが理解できません。だから遅いんです。トップの方が謝れば終わりの話ではないです。とにかく早くして下さい」と書いておられます。
(令和4年10月7日)
そもそも五ノ井氏は「この局長が加害者の代表になる事」や「勝手に代表者になった者が謝罪して終わりにする事」を了承しておられません。
性加害行為を行った隊員たちには既に個人でも謝罪する気持ちがあるようなので、防衛省は邪魔してはいけません。
加害行為を指示した者、実行した者、隠蔽を図った者など関係する自衛隊員全員に対して、防衛省は組織として厳格な措置を講じる事は前回の要望でお伝えしております。
<理由>
我が国は、2007年に女性自衛官から「同僚の男性自衛官による性的暴行で国家賠償」を請求され敗訴しております。
なのに、五ノ井氏へのセクハラ行為があった事は「防衛省は自浄能力が無い」と思わざるを得ず、こういう卑劣な事件が起きる度に個人でも謝罪させていくしかないと思うから。
五ノ井里奈氏へのセクハラ二次被害拡大を防ぐため。
女性自衛官が安心して訓練に参加し任務を遂行出来るようにするため。
何より、天皇陛下を戴く我が国の自衛隊こそは世界に誇れる組織であらねばならないため。
日本の場合、性犯罪に関してなぜか被害者の方に非があると捉えられる風潮があり、被害者が女性の場合は見た目の美醜や年齢の問題(お前みたいなブスに痴漢するか!お前みたいな婆あにセクハラするか!など)にすり替えられる事が多々ありますので、今回の件をむしろこのような間違った心理を改める機会にするため。
<意見>
もう一度お伝えします。
そもそもこんな恥を世間様に晒す事態を招いた郡山駐屯地の自衛隊員たちは万死に値する。
【社民党・福島瑞穂氏 元女性自衛官のセクハラ〝被害〟に言及「第三者委員会をきちっと作るべき」】
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/4415405/
前回もお伝えしましたが、「世界中に旧日本軍の性奴隷デマを吹聴」してきた社民党:福島瑞穂党首までもが、この件に介入し、福島氏にジャパンバッシング、ディスカウントジャパン工作活動の極上ネタと言っても過言ではないものを与えてしまった事は万死に値する以上の罪である。
性加害を行った自衛隊員たちが五ノ井さんに個人的に謝罪する事を防衛省が邪魔してるようなので、2007年の航空自衛隊セクハラ退職強要事件(パワハラ)を蒸し返し、再度国民に周知せざるを得ません。
この時には、福島瑞穂に匹敵する反日議員である辻元清美が安全保障委員会でこの事件をとり上げているのだから、防衛省は自衛隊内にセクハラ行為が起きる隙があると当然承知しているはずです。
なのに今回の件で徹底改善して来なかった事が明るみになりました。
今回の五ノ井氏は泣く泣く退職に追い込まれ、セクハラ被害の隠蔽までされたのであって(防衛省はネットで大騒ぎになって逃げきれないと分ってやっと謝罪、しかも性加害者個人には謝罪から遠ざける)このみっともない防衛省の一連の振る舞いは、国民に対して不信感を抱かせた事を重く受け止めるべきです。
この不信感が100%無くなる事は残念ながらありません。
五ノ井氏が郡山駐屯地に所属していた2021年の6月~8月から現在に至るこの長い長い間に、若干22才の彼女は一人、卑劣極まりない自衛隊員たちと闘い、自衛隊という巨大組織の悪行を告発し、雑誌やネットでも告発し、全国から心無い者たちによる誹謗中傷を一身に受け、心底傷つき精神さえ病んでしまったのです。
闘い続けるための出費も嵩んでいるとツイートしておられました。
五ノ井氏の辛さを心底理解するべきです。
被災地での自衛隊の崇高な働きには頭が下がりますが、こういう程度の低い自衛隊員が現存する事で、組織全体のレベルも隊員たちの士気も下がります。
東海地震が起きると言われて久しいですが、私も何かしらの災害で自衛隊員さんたちのお世話になる可能性が大きいのに、こうして自衛隊を追及する事で何らかの不利がもたらされるのではないか?と危惧しております。
私の辛さも理解して頂きたいです。
性的な嫌がらせや強制ワイセツを行わない事は普通の常識なのであります。
以上、ご回答よろしくお願いします。
門田節代